簿記でダブルライセンスするなら?

FPのダブルライセンスをするとしたら、「なるべく勉強がしやすそうな資格がいい」と考えるのが普通ですね。日商簿記に興味を持つ人が多いのは、それも一因でしょう。

もっとも、FPと簿記の勉強はよく見れば大きく違います。FPは税金や保険といった、人生を設計する際に絡んでくるコスト等が仕事の中心になります。その一方、簿記の中身は企業内の金銭の動きを管理・記録するための技能です。
早い話、FPと簿記の間には個人と法人くらいの大きな隔たりがあるのです。

それでも、FPと簿記のダブルライセンスはなかなかおすすめできますね。「FPを勉強していれば、簿記の勉強がはかどる」と一概にいうことはできませんが、FPを2級まで取得すれば、少なくとも社会における「お金の動き」には自然と鋭敏になります。その上で簿記を勉強すれば、その感覚がもっと研ぎ澄まされることになるでしょう。

仕事面での結び付け方となると、なかなか簡単ではないかもしれませんね。FPと簿記の仕事はあくまでも分けられていますから。ただし独立型の働き方を探るなら、実際にFPと簿記を両方使っている例はあちこちにあるようです。
特に、個人と法人両方の顧客を獲得する働き方を狙うなら、FPと簿記のダブルライセンスが有効に働くチャンスは増えそうです。たとえば、個人事業者や家族経営をやっているような小規模な事業者を顧客に向かえるなら、FPの見地と簿記の見地からアドバイスを行う余地が生まれるでしょう。
これはあくまでも一例ですが、ダブルライセンスが役立つチャンスはほかにも無限に出てくるのではないでしょうか。


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